- 対人ストレスが少ない仕事をしたい
- コミュニケーション力があまりいらない仕事はないの？
あなたはこんな悩みをおもちではありませんか？
コミュニケーションが苦手なまま就活してもなかなか採用されません。
この記事ではコミュニケーションが苦手な人にオススメの対人スキルが少ない仕事と向かない仕事、就労支援制度を紹介します。
この記事を読めばコミュニケーションが苦手でもあなたに合う仕事が分かります。
コミュニケーションが苦手でもできる対人ストレスが少ない仕事
コミュニケーションが苦手だと長く続けられる仕事が限られてきます。
コミュニケーションが苦手な人でもできる仕事は次の9つです。
- ライン工
- ピッキング
- Webライター
- 動画編集者
- コーダー
- データ入力
- 経理
- 設備整備
- 研究者
順番に解説します。
ライン工
ライン工は作業内容がマニュアル化されていて、決まった手順を繰り返す仕事が多いです。
ピッキング
ピッキングは倉庫で商品を指示書どおりに集める仕事で、基本的に1人で作業を進められます。
お客様対応や複雑な会話がほとんどなく、決まったルールにしたがって正確に作業すれば評価されるため、コミュニケーションが苦手な人にも向いています。
Webライター
Webライターは文章を書りたり情報をリサーチしたりするのが主な業務で、作業は基本的に1人で完結します。
電話や対面での会話や高いコミュニケーション能力はあまり求められません。
動画編集者
動画編集はPCに向かい、映像素材のカットやテロップ挿入などの作業を1人で行うことがメインです。
動画編集もクライアントとのやりとりはメールやチャットで行われることが多いです。
対面や電話での即座な応答が求められる機会は少なく、会話能力以上に編集技術と成果で評価されます。
コーダー
コーダーの仕事は設計書にもとにコードを書くことであり、大半の作業はPCに向き合い1人で完結します。
プロジェクトチーム内での連携はありますが、チャットやメールなどテキストベースのやりとりが中心で、対面での複雑な会話や臨機応変な対応を求められることは少ないです。
データ入力
データ入力は決められた内容をパソコンに正確に打ち込む仕事で、チーム作業や会話がほとんどありません。
集中してもくもくと作業することが評価されるため、人と話すのが苦手でも働きやすいです。
経理
経理の仕事は会計処理やデータ管理など、ルーティン化されたデスクワークが中心です。
お客様対応など社外との折衝が基本的に少なく、会話よりも正確性が大切です。
他部署との連携はありますが、必要な情報は主に書類やメールでやりとりでき、数字と向き合う時間が多い点がコミュニケーションが苦手な人にはオススメです。
設備整備
設備整備は機械や設備の点検・修理が中心で、作業は基本的に1人です。
人との会話よりも技術や正確さが求められる仕事のため作業に集中でき、コミュニケーションが苦手な人にも向いています。
研究者
研究活動は実験やデータ分析など、探求したい対象と向き合う作業が中心です。
業務の大半は高い集中力がいる単独作業で、外部顧客との折衝はほとんどありません。
ただし研究発表など最低限のコミュニケーションは必要です。
コミュニケーションが苦手な人に向かない仕事
コミュニケーションが苦手な人に向かない仕事は次の6つです。
- 接客
- 営業
- レジ打ち
- ウェイター
- システムエンジニア
- 教師
順番に解説します。
接客
接客はお客様との会話や対応が中心で、柔軟なコミュニケーション力や気配りが求められます。
人と話すことが苦手だとストレスを感じやすく、誤解やクレームにつながるため不向きです。
僕が寿司屋で働いていたときも、悪気なく発言したことがお客様の怒りを買ってしまい、怒鳴られた経験があります。
営業
営業は顧客との信頼関係を築くために、会話力や提案力が必要です。
人との会話が苦手だと商談や交渉が難しく、成果を上げにくいため不向きです。
レジ打ち
レジ打ちはお客様と直接やりとりする機会が多く、笑顔での対応や臨機応変な会話が求められます。
人と話すことが苦手だと緊張してミスにつながりやすく、負担を感じやすい仕事です。
ウェイター
レストランのウェイターもコミュニケーションが苦手な人には向きません。
ウェイターは来店客のオーダー取り、料理の説明、会計などさまざまな対人対応をする必要があります。
お客様の言葉や表情で要望を察し、スムーズで気持ちのいい会話が常に必要で、高いレベルの対人スキルと柔軟な対応力が求められます。
僕が寿司屋でアルバイトした時は、デザートの上にソースがかかっていないというクレームを受けた時、とっさに「その商品はイメージなので実際の商品とは違います。」と言ってしまいました。
よくお菓子の袋などに「これはイメージです」と書いてあるのを想像して、真面目に対応したつもりでした。
全く悪気はなかったのですが、怒鳴られてしまいました。
今でもトラウマです。
僕のように対人コミュニケーションや臨機応変な対応が苦手だと働くのに苦労します。
システムエンジニア
システムエンジニア（SE）はクライアントから要望を聞きだすヒアリング、仕様の提案、開発チーム内での進捗調整などさまざまな場面でのコミュニケーションが必要です。
技術的な内容を非技術者に分かりやすく伝え、認識のズレを防ぐ高い対話能力が求められるため、コミュニケーションが苦手だとプロジェクト進行に支障がでます。
教師
教師は生徒への指導だけでなく、保護者との面談、同僚との連携、地域との調整などさまざまな立場の人たちと関わります。
集団をまとめ、生徒一人ひとりの状況を考え、的確な言葉で伝える高い説明力と聴く力が常に求められます。
コミュニケーションが苦手だと指導や学級運営に大きな影響が出るでしょう。
コミュニケーションが苦手な人が利用できる支援制度・支援機関
コミュニケーションが苦手な人が利用できる支援制度・支援機関は主に次の3つです。
- ハローワークの就職支援ナビゲーター
- 医療機関
- 地域障害者職業センター
順番に解説します。
ハローワークの就職支援ナビゲーター
コミュニケーションが苦手など、発達障害の特性があると気になっている34歳以下の休職中の人が利用可能な、若年コミュニケーション能力用支援者就職プログラムという支援があります。
ハローワークの窓口で就職支援ナビゲーターを使いたいと相談して、面談日程を調整してもらいましょう。
医療機関
精神科や心療内科ではコミュニケーションが苦手なことを相談できます。
地域障害者職業センター
ハローワークと連携して発達障害の人への専門的な支援をしてくれます。
例えば職業準備支援や職場適応支援などです。
職業準備支援とは、障害がある人が企業などで働き続けられるように支援するプログラムです。
職場適応支援とは、ジョブコーチと呼ばれる方々を通じて、障害をもつ人が職場で円滑に長期就労するために支援するサービスです。
ジョブコーチは職場へ出向き、環境調整をしてくれたり、仕事や家庭の相談を聞いてくれたりします。
まとめ
コミュニケーションが苦手とは、長所に直すと「協調性があり、無理に自己主張しないため円滑な人間関係を築ける」ことです。
全く落ち込む必要はありません。
仕事に関しても向いていない仕事は避けつつ、向いている仕事で活躍すればいいんです。
あまり無理をしすぎず、あなたのペースで仕事を探していきましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
